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page 21
K. 問題解決
- K1. 問題を発見/記述/分析したり、問題解決に向けた作業を行
う技能。(汎用:問題解決)
- L1: 与えられた状況の中から問題を発見・指摘・記述できる。(高必)
- L2: 問題とそれに影響する事項の関連を定式化したり分析できる。(高必)
- L3: KJ法など問題解決に向けた発散的手法を実践したり結果をまとめられる。(高必)
- L4: 問題に対する解を系統的に作り出し実践したり結果を評価できる。(大普)
- K2. 問題解決プロセスを段階を踏んで実行でき、必要に応じて
ブラッシュアップ・反復実行・改良が行える技能。(汎用:問題解決)、(汎用:主体性)
- L1: 問題解決プロセスを理解し、段階を踏んで実行できる。(高必)
- L2: 問題解決の結果を評価し、必要なら反復改善を行える。(高必)
- L3: 問題解決プロセス自体を記録・評価し、課題認識や改善が行える。(大情)
- L4: 問題に合った問題解決プロセスを選択・構築でき実践できる。(大普)
- K3. 自分や他人が持つ問題を客観的に捉えたり、その解決に向
けて主体的に調べ・学ぶ態度。(汎用:チーム)、(汎用:主体性)
- L1: 自分や他者が持つ問題について冷静・客観的に捉えて記述できる。(高必)
- L2: 問題において重要な要素について実際に裏付けを取ったり確認できる。(大普)
- L3: 「誰にとっての問題か」「解決が必要な問題か」などメタな検討ができる。(大普)
- L4: 問題が単純に解決できない時にそれに対処する方法を考えて実践できる。(大普)
- K4. 情報に関わる知識・技能・態度を活用し、自らの問題解決
を行う能力。(汎用:問題解決)、(汎用:主体性)
- L1: 自分の問題に対し記述/説明/分析/解の検討などが行なえる。(高必)
- L2: 自分の複数の問題の相互関係や優先度などメタな検討が行なえる。(大普)
- L3: 社会や周囲の状況と自分の問題の関係を把握した上で検討できる。(大普)
- L4: 自分および周囲にとって好ましい問題解決を判断・選択し実践できる。(大普)
- 高校 ---
K1L1、K1L2、K1L3、K2L1、K2L2、K3L1、K4L1については、
いずれも情報科の必履修科目の中で問題解決の一環として実践を通じて
扱うことが考えられる。
- 大学一般 ---
K2L3については、大学初年次教育などの一環として
プロセスを意識したプロジェクト等の形で実践体験を持たせることが
考えられる。
- 普遍的事項 ---
K1L4、K2L4、K3L2、K3L3、K3L4、K4L2、K4L3、K4L4
については、いずれも研究活動や卒業論文などの一環として総合的に身
に付けるべき内容である。
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