pad2ps シリーズはPADをテキストとして書いて、それを自動で図に変換す るものであるから、まずはエディタでPADのソースファイルを作成しなければい けない。 PADのソースは PADEL(PAD Expression Language)の文法に従って書く。 PADELについては、第 2章で説明するので、とりあえずこ こでは1つ例を挙げておこう。 例えば、図 1 のPAD図を描くためには、次のようなファイルを 用意する。
もし貴方がC言語のプログラムを知っているならば、そっくりであることに気づ くだろう。 pad2ps シリーズでPAD図を描くためには、このようなC言語も どきのファイルを作ってやればよい。
1 から N までの足し算 { input N if(N > 1){ sum = 0 for(i = 1 , N){ sum = sum + i } print sum } }
では、このファイルを foo.pad という名前で保存しておこう。