まずは例を載せておこう。
input x print x*x
このように、ふつうにシーケンシャルな処理を行うような時は、1つ1つの処理を ふつうの文として、1行ずつ書いて行けば良い。
ふつうの文を書く上での注意点は、必ず1行に1つだけ処理を書く、ということで ある。 途中で改行してはいけないし、また2つの処理を1行に書いてもいけない。
文に使用する文字はほとんど何でもよい。たいていはそのまま書くだけでよいだ ろう。 しかし、中には特殊な場合があり、そのような時は例外として、特別な書き方を しなければいけない。 特別な場合とは、次のような場合である。
for
、while
などの予約語で始まる時
{
で始まる時
}
1文字だけの時
}else
、}while
、}catch
で始まる時
L1:
のようなラベルの省略形と見なされる文字列を書きたい時
/*
や //
で始まる時
これらの場合には、{
と }
を使って、次のように
書く。
この時、{
から }
までは1行で書かなければいけない。
{ } { for ( i = 0, 10 ) } { {{{ } } { /* comment */ }
[l]
[l]for ( i = 0, 10 )
[l]{\{ }
[l]/* comment */
ちなみに、{
と }
とで囲まれた文字は、どんなものでも出力で
きる。
そこで、すべての文を {
と }
とで囲んだとしても別に構わない。