今回のポイント

今回ちゃんと理解してもらいたいことはたくさんありますが、順に、 です.

プログラム7.1から7.4は、通常の関数の使用法について書かれています。 宣言の仕方、使い方になれ親しんでください。

プログラム7.5では、関数の中で、 元の変数の値を変えても(変えたつもりになっても)、 変更されていないことを理解してください。

プログラム7.6、7.7は、ポインタを利用した値のやり取りを説明しています。 6章では、いまいち、ピンと来なかったポインタの便利さが良くわかります。

プログラム7.8, 7.9は、配列の渡し方を説明しています。プログラム7.9は、 プログラム4.3のバブルソートを関数を用いた表現にしています。

プログラム7.10から7.11は、文字列の渡し方を説明しています。

プログラム7.12, 7.13は、静的変数と大域変数を説明しています。 静的変数に関しては、特に勉強する必要はないでしょう。 大域変数に関しては、ちょっとだけ説明をします。 (ちなみに今まで扱ってきたのは、全て自然変数です) 大域変数は、関数の外側で宣言します。 例えば、main関数などの外側で宣言します。 関数の外で宣言した変数は,

という特徴を持っています。非常に便利ですが、 特に大きいプログラムを書くときなどに、変数名がごちゃごちゃしてくるので、 多用は禁物です。

プログラム7.14から7.17までは、再帰呼び出しを説明しています。これも、 この講義では勉強しなくて良いでしょう。 プログラム7.15で、なぜ、ハノイの塔の問題が解けるのかを考えるのは、 頭の体操になってよいでしょう。


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