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D. データとその扱い
- D1. データの保管や基本的な取り扱いに関する知識・理解。
(知識:情報一般)、(知識:情報処理)、(知識:人間社会)
- L1: USBメモリなどの媒体にデータが保管できることが分かる。(小情)
- L2: テキスト/画像/音の表現、ファイルやデータベースの基本的な概念が分かる。(高必)
- L3: 圧縮/伸長、分散化/重複化、暗号化などデータの伝送/保管のための技術が分かる。(高必)
- L4: データベース、アーカイブ、オープンデータ、匿名化等の必要性や意義が分かる。(大情)
- D2. データの構造や構造に基づく取り扱いに関する知識・理解。
(知識:機械情報)、(知識:情報処理)
- L1: 組や並びなどの基本的なデータ構造とその使用方法が分かる。(高必)
- L2: データ構造とアルゴリズムの組合せによるデータの取り扱いが分かる。(高選)
- L3: スキーマによるデータの構造化や集合演算による操作が分かる。(高選)
- L4: 分散化や大量データの扱いなどデータサイエンスの基本技術が分かる。(大情)
- D3. データの統計的・人工知能技術による扱いの知識・理解。
(知識:情報一般)、(知識:機械情報)
- L1: 平均・分散・中央値・四分位数など基本的な統計量が分かる。(高必)
- L2: ヒストグラムや散布図などの視覚化とそれに基づく検討が分かる。(高必)
- L3: データマイニングの考え方や基本的な手順が分かる。(高選)
- L4: 機械学習など人工知能技術により何が可能になるかが分かる。(大情)
- D4. 定性的/定量的なデータを取り扱い信頼性を担保したり意思決定や問題解決に活かす技能。
(汎用:創造性)、(汎用:論理)、(汎用:問題解決)
- L1: データに対する信頼性・プライバシ等の留意点や定性・定量文責の意味が分かる。(高必)
- L2: 問題に対する定性・定量的なデータの収集や視覚化・分析が行なえる。(高選)
- L3: 定性的・定量的データに基づく意思決定や問題解決の手法が分かる。(大他)
- L4: 定性的・定量的データに基づく意思決定や問題解決ができる。[哲法][言心][生農][社経][理工]
- 小学校 ---
D1L1については、情報機器を扱う時間に、情報機器が扱
う情報は媒体に保管できることや、情報が価値を持ったり他人に見られ
たくないものであったりすることがあることを意識させる。
- 高校 ---
D1L2、D1L3、D2L1については、情報科の必履修科目の中で
座学の形で学んだ上、実習などで実際にデータを取り扱いながら身につ
けることが望まれる。
D3L1、D3L2については、理論的なことがらは数学で学び、実際に多くの
データに対して適用して様子を見ることは情報科の必履修科目の中で行
うことが考えられる。
D2L2、D2L3については、高校の選択科目において情報システムの内容の
一環として座学で学び、さらにその一部を実習により確認することが適
切とである。
D3L3については、高校の選択科目においてデータサイエンスの内容の中
核部分として座学と実習の双方を組み合わせて学ぶことが考えられる。
D4L1については、問題解決の内容に含めて、定性、定量の違いやそれら
がどのように問題解決に資するかという側面から学ぶことが考えられる。
D4L2、D4L3については、情報科の選択科目の中でより高度な問題解決に
取り組む際、これらのことがらを学んだ上で問題解決に活用する形が考
えられる。
- 大学一般 ---
D1L4、D2L4、D3L4については、これらの一般的な意義、
必要性、可能性などを一般教育の中で扱うことが考えられる。
D3L4については、大学の一般教育または専門教育の中で、重要なテーマ
として取り上げ、現状や技術動向を調査・分析・検討するなどの形で具
体的に取り扱うことが望ましい。
D4L3については、一般教育の中でそれぞれの専攻分野に即した形で
定性的データや定量的データに基づく事実の発見や裏付けについて取り
上げたり、データに基づく意思決定やその支援のためのツールについて
扱う科目として含めることが考えられる。
- 大学専門 ---
D4L4については、それぞれの専門分野の演習科目や研
究の中で実際に実践する中で学ぶべきことがらである。
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