前回の補足

• 変数にはどんな名前をつけていいか.

  基本的には, 英字(大文字, 小文字)と数字が使える. ただし, 先頭が数字というのはダメ. さらに, 下線(アンダースコアともいう; 「_」, キーボードでは 0 の右のシフト)も 使ってよい(これも名前の先頭にはダメ). 下線は単語を区切るのに使われることがおおい. たとえば「number_of_data」みたいに.

  名前の長さには制限はないと考えて良いだろう(256字, という制限がある場合もあるが, いくらなんでもそれほど長い名前は使わないだろう).

  プログラムを作る上で, 変数などに適切な名前を選ぶことは, 非常に大切である. このことについては, いずれ改めて説明ようと思う.

• 前回の「kuku.c」プログラムの中に, 今回学んだ if文が出てくる. 88行めがそれだが, その意味はちゃんと理解できたかな.

• 前回, 「変数は宣言してからでないと使えない」ということを学んだ. では, 宣言したまま, 一度も代入されていない変数の値というのは どうなっているのだろうか. 値がない? ゼロ? プログラムを書いて実験してみよう.

• 「×」や「÷」をかな漢字変換でどうやって入力するか, という話.
  僕の手元の計算機では, emacs で「かける」とか「わる」でちゃんと候補が出てきたのだが, CC ではうまくいかない模様. (何人かの人の出席票には「ばつ」で「×」がでる, と書きましたが, ダメのようです.)

  しかし, あれこれ探したら, 発見しました. ローマ字かな変換で, 「z*」とやると「×」が, 「zV」とやると「÷」がでます. 一般に, zのあとに子音の文字や記号をいれると, いろいろな特殊文字がでるようです. (そのリストは, たとえば http://prime.sourceforge.jp/src/suikyo/conv-table/egg-mark )