C++のプログラムからPAD図を直接描くには、
% pad2ps -c++ foo.C > foo.ps
とする。 但し、拡張子が .C, .cc, .cpp のファイルを変換する場合 には -c++ オプションは省略できる。
C++のパーサは、 c2pad である。
これを直接起動してプログラムをPADELに変換するには、
% mkpad -c++ foo.C > foo.pad
とする。この場合は -c++ オプションは省略できない。
C++のプログラムを変換する上での注意は、Cの場合と同じであるので、 3.1節を参照してほしい。
C++の場合、クラスの定義部は読み捨てられる。よって、デフォルトではクラス 定義の内部に書き込んだインライン関数も一緒に読み捨てられてしまう。 インライン関数のPAD図も描くためには、 -inline オプショ ンを使う。 その場合、インライン関数の関数名にそのクラス名を自動的に補って出力する。