演習問題

以下のプログラムを作成してみよう. 作成結果などを提出する必要はない. 疑問点などはTA・教員に遠慮なく質問してもらいたい.
  1. 配列の扱い
    プログラムで一見ランダムな値の列を計算することができる. (しかし, 計算機はプログラムにもとづいた計算しかしないから, 本当にランダムな値はふつうは作れない. その意味で, プログラムで作る乱数を「擬似乱数」という.)

    ここでは, 短い二進数の系列を元にして、ちょっと長い二進の擬似乱数を生成 してみよう。

    長さ4の二進系列(0と1からなる系列)を入力して、 次の規則にしたがって、配列に値を格納することにより、 擬似乱数を生成してみよう。

    a[i]の値は、(a[i-1]+a[i-4])を2で割った余りとする。ただし、iは4以上で14以下

    入力は、たとえば次のように与える。

    1
    0
    1
    1
    
    この入力に対する出力は、
    101100100011110
    
    この例の場合では、順に、入力の値をa[0], a[1], a[2], a[3]に格納し、 a[4], ..., a[14]を計算し、a[0]からa[14]まで順に出力することにより、 101100100011110という出力を得ています。
  2. 簡単な関数の作成
    int型データxを受け取って、1からxまでの和を計算する関数を作成せよ。 この関数を用いて、自然数a,bを入力として受取り(ただし、aはbより小さい)、 aからbまでの和を求めるプログラムを作成せよ。
    たとえば、入力として、
    3
    15
    が与えられたとき、
    117
    を出力する。(3+4+5+...+14+15=117であることはすぐわかると思います。)

[page 2] prev index next