Mac環境でのテキストエディットの設定
このページでは, テキストエディットの設定を変更して,
- 標準テキストファイルの作成
- 文字コードの設定(日本語EUCへ)
となるようにする.
標準テキストファイルの作成
テキストエディットは,
少し機能の高いツールなので,
単なる文字だけからなるファイル(標準テキストファイル, と呼んでいる)
を編集させるには, すこし設定変更が必要である.
以下で, その設定変更の手順を説明する.
(これは一度だけやればいいこと)
- テキストエディットの起動
ドックにあるアイコン(紙とペン)をクリック.
ウィンドウが一つ現れる.
- ディスプレイ上端の「テキストエディット」メニューを開く
(このように, 文字やボタンを押すとそこからメニューが下がってくる
タイプのメニューをプルダウンメニューという)
- 環境設定ウィンドウを開く
さっきのプルダウンメニューの二番めの項目でマウスボタンを放すと
「環境設定」とタイトルのついたウィンドウがでてくる.
このウィンドウで, テキストエディットのふるまいに関する
いろいろな設定を変更できる.
- 標準テキスト を選ぶ
上の方の「フォーマット」のところで, 「リッチテキスト」に印がついているはずだが
「標準テキスト」の方に印を付けなおす.
リッチテキストというのは, 標準テキストに,
さらに文字の色, 大きさ, 書体などを指定できるようにしたものである.
便利は便利なのだが, 当然それらの余分な情報が含まれることになり,
「文字だけからなるファイル」とはちょっと違うものになる.
というわけで, この授業では, リッチテキストは使わないことにした.
- 「開く/保存」タブを選ぶ
上の方に「新規書類」と「開く/保存」がならんでいるが,
その右側の「開く/保存」をクリック.
すると別の設定項目が表示される.
(このように, 一つのウィンドウで複数の内容を切替えるための
ものをタブと呼ぶようである)
- 「拡張子 .txt」を使わなくする
上の方の「ファイルを保存するとき:」で,
「標準テキストファイルに拡張子 .txtを追加」
というところに印がついているはずだが,
その印をクリックして外す.
拡張子というのは, ファイルの名前のおしまいの方につけて,
名前からファイルの性質がわかるようにする仕組みである.
そこに印がついている状態では, 標準テキストファイルの名前には
強制的に「.txt」が付けられてしまうことになるが,
それは不都合なので, そうしないようにしたのである.
この作業で,
「標準テキストファイル」を,
「ファイル名に制限なく」
作れるような設定になった.
文字コードの設定(日本語EUCへ)
先ほどの作業に続けて, おなじく環境設定ウィンドウの「開く/保存」タブで,
- 「標準テキストファイルのエンコーディング」を変更
「標準テキストファイルのエンコーディング」の項目の下に,
「ファイルを開くとき」と「ファイルを保存するとき」の
それぞれについて文字コードを設定できるようになっている.
ここでは, この両方を「日本語(EUC)」に変更したい.
まず, 上から順ということで「ファイルを開くとき」の変更にかかる.
おそらく現状では「自動」となっていると思うが,
その右のボタンを押すと, 変更できるコード系の一覧が表示される.
このなかに「日本語(EUC)」があれば, それを選んで完了.
しかしおそらく, 候補一覧のなかに「日本語(EUC)」がないことが考えられる.
その場合, 候補一覧の下にある「エンコーディングリストのカスタマイズ」を選ぶと,
可能なコード系の全リストが表示される.
そのなかには必ず「日本語(EUC)」があるので, それにチェックをつけて閉じる.
こうしておけば, 上記のコード系設定の操作をもう一度行なうと,
候補一覧のなかに「日本語(EUC)」がでてくるようになる.
つぎに, 「ファイルを保存するとき」のコードも同様に
「日本語(EUC)」にする.
以上で設定は終わり.
- 環境設定ウィンドウを閉じる
左上の赤色×ボタンをクリックして閉じる.
- テキストエディットを終了
左上の赤色×ボタンをクリックして閉じる.