入力の与え方

• ターミナルでプログラムを実行し, 入力はキーボードから与える
  ターミナルから
  ./prog2
  などと実行を始める. (prog2は, コンパイルのときに指定した実行ファイルの名前) プログラムは入力の行(実際にはgetsのところ)にいたると, 実行を一時中断して待ちの状態になる.

  ここで, たとえば整数を入力するところなら, キーボードから 「132」などといれて Enter キーを押す. 複数のデータを入力する場合, この操作を繰り返す. プログラムが必要とする個数のデータを入力したら, そのあとの実行は通常どおり進む.

• ターミナルでプログラムを実行し, 入力はファイルから与える
  同じデータで繰り返し実行を行う場合など, 毎回キーボードから入力を与えるのは面倒である. そのためには, まず, 入力を含むデータファイルをエディタで作成する. 一行にひとつずつ, たとえば整数値をいれておけばよい. ここで, この授業では, データファイルは 「.dat」で終わる名前を付ける ことにしよう.

  データファイルの用意ができたら, プログラムの実行の際には

  ./prog2 < data2.dat
  のようにする. (data2.dat は, 作成したデータファイルの名前) こう実行すると, プログラムはキーボードの入力を待つことなく, ファイルからデータを入力してただちに実行が終了する.

  注意するのは, プログラムが要求するとおりの個数(と型)のデータを ファイルに格納しておくことである. ファイルに含まれるデータがたりない場合, 入力結果がおかしくなる.

• 「基礎プロくん」でプログラムを実行する場合
  前項と同様に, あらかじめデータファイルを作成しておく. 「基礎プロくん」の「入力ファイル」のところで「自分で指定」をえらんで, 作成したデータファイルを指定する. このあと, 「コンパイル→実行」を押せばよい.