プログラム実行視覚化ツール (ETVシステム)

自分の作ったプログラムや, サンプルのプログラムの動作を確認したい場合に 便利である.

画面はこんな感じ:

• 右はプログラムの表示(1). 現在の実行点が緑色で示してある(2). 正確にいうと, 「これからまさに実行しようとしている行」が 緑色になっている.
• 左二番目は, 変数の値を表示する(3). この例では, プログラムを実行開始した時点なので, 変数はすべて不定の値になっていることがわかる.
• 左下のボタンで, プログラムを進めたり戻したりできる.
  
  • 「->」 は一行だけ進める(4)
  • 「<-」 は一行だけ戻す(5)
  • Quit はシステムの終了(6)
  • (7)の数値は, 現在位置が何ステップ目かを示す

1. まず, プログラムを作る. ソースファイルを仮に test.c であるとしよう.

2. 以下のコマンドを実行する (先頭の文字は、シフトを押しながらキーボード右上端のキー)

   ~ta101118/ETV test.c

   すると, プログラムをもう一度コンパイルし, 実行を行ない, その結果をETVで表示してくれる.

   ターミナルは以下のようになるはず. (赤字の部分は, 人間からのデータの入力, 青字の部分はプログラムの出力)

   ###### start compilation
   ###### end compilation
   ###### start execution
   warning: this program uses gets(), which is unsafe.
   limit? 10
   1+2+...+10 = 55
   ###### end execution
   

うまく行かない場合にはいろいろありうる。

• コンパイルするとエラーが出る場合
  コンパイルのエラーメッセージを普通に表示して、 そこまでで ETV は終了する。

• 無限ループの場合
  実行を開始してから、 一定のステップ数(今のところ1000)を実行すると 強制的に終了するようになっている。 画面には

  Step Limit Exceeded: 1000

  などと表示される。 ETV そのものは立ち上がって、強制終了までの部分を 見ることができる。