第0章


基本的に, 教科書に書いてあることはこの教材では繰り返さない. 教科書にあることの補足説明や, 計算機環境のちがいに由来する操作方法の注意などだけを書くことにする.
プログラムを作成して実行するまでの操作が, 教科書 P.6 - 10 に書いてある. このうち, ここ(情報基盤センター)での操作について, 以下にまとめておく:
  1. ターミナルを起動する
    ここからの作業は, ターミナルで行なう. ターミナルはFinderのアプリケーション→ユーティリティにあるので, ドックにもってきておくと便利だろう.

  2. 作業用ディレクトリを作る
    これは教科書のやりかたそのままで OK. あるいは, Finder から操作してもよい. ただ, 作業用ディレクトリの名前が「work」というのはあんまりなので, kisoproとかFPとかにするといいだろう.

  3. ソースプログラムを作る
    前回説明した通り, テキストエディタとしては, emacs, テキストエディット のどちらを使っても良い.

  4. コンパイルする
    ここでのコンパイルのコマンドは 「cc -g -o hello hello.c」とする. (つまり, 「-g」をつける. 現段階ではつけなくても何の差し支えもないが, いずれ良いことがあるはず.)

  5. 実行する
    教科書と同じく, 「./hello」で OK.

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