Pascal言語およびC言語による擬似コード

　擬似コードPascal 擬似コードC言語 備　　　　考
逐
次
構
造		 S1; S2; … ; Sn

または

begin S1; S2; … ; Sn end
(複合文)		 S1; S2; … ; Sn

または

{ S1; S2; … ; Sn }
(複合文) 		C言語で複合文を作るには

全体を { と } でくくればよい。
選

択

構

造		 if P then S1 else S2 if ( P ) {
  S1;
} else {
  S2;
}		 実行文が一つしかなければ
{}でくくる必要はない。

これより下も同様。

if P then S if ( P ) {
  S;
}		 　
case  式  of
    値1:  S1;
    値2:  S2;
    …
    値n:  Sn;
end

(教科書 p.50   (2c)   case 文を参照)

switch ( P ) {
  case N1:
    S1;
    break;
  case N2:
    S2;
    break;
  …
  case Nn:
    Sn;
    break;
  default:
    Sd;
    break;
}		 左はよく使われる形の一例である。

P は整数になる式。
N1N2…Nnは整数の定数である。

break，defaultは必要に応じて記述する。

詳細はC言語の教科書を参照すること。
反

復

構

造		 while P do S while ( P ) {
  S;
}		 Sの実行の前にPの条件判断を行なう。
repeat S until Q do {
  S;
} while ( P );
 Sの実行の後に，継続条件P
終了条件Qの判断を行なう。
for v:=n1 to n2
do S 		for ( v=n1; v<=n2; v++ ) {
  S;
} 		C言語のfor文は，より一般的な
反復構造を記述することができる。
for v:=n1 downto n2
do S 		for ( v=n1; v>=n2; v-- ) {
  S;
}