PAD ソースファイル記述上の注意

この文書は, PAD2PS のマニュアルから抜粋して,作成してある。
詳細は、PAD manualを参照する。


PADを描くためには,まずテキストファイルとしてPADのソースファイルを作成し,
それを pad2ps シリーズのコマンドを使って変換する。


(1) PADのソースの記述

  1. PADELという文法に従って書く。
  2. この書き方はC言語のプログラムとよく似ている。
  3. したがって,C言語のプログラムはそのまま PAD に変換できる。
    ただし,文法的なエラーはチェックされる。
    /class/ee/bin/pad2ps -c file.c > file.ps


(2) PADのソース記述上の注意点

  1. 特に大事なことは,「改行コードが重要な意味を持っている」ということである。
  2. それに比べて,空白はかなり自由に使うことができる。
  3. 文字列については,他の言語に比べて格段に自由度が高い。
  4. ふつうの文として,1行ずつ書いて行けばよい。


(3) PADのソース記述上の特別な場合

  1. 空白のボックスを描きたい時
  2. forwhile などの予約語で始まる時
  3. { で始まる時
  4. } 1文字だけの時
  5. }else}while}catch で始まる時
  6. L1: のようなラベルの省略形と見なされる文字列を書きたい時
  7. /*// で始まる時